トムヤムクン味やマッサマン味なども発売され、日本でも昨年からジワジワと人気が広がってきているタイ料理味のカップ麺。
もちろん現地タイには、日本とは比べ物にならないくらいバラエティー豊かなタイならではフレーバーが存在しています。
そこで今回は、タイで人気のカップ麺を『タイの台所新聞』編集部が徹底的に食べ比べ。気になる現地のカップ麺事情を詳しくリポートします!
タイのスーパーを訪れると驚くのが、カップ麺売り場が想像以上に大きいこと! 例えば同じトムヤム味でも、各社具材違い、麺違いなどさまざまなバージョンを販売しているので、その数は十数種類かそれ以上に上ります。もちろん、トムヤム以外にも定番と言えるタイ料理は、ほぼすべてがカップ麺になっているのでは!?と思えるほどのフレーバーの多さ。
和食で例えると「肉じゃが味」や「すき焼き味」のカップ麺も販売されているような感覚なので、タイ料理が好きな人なら売り場を眺めているだけでも楽しめそうです。
日本のカップ麺同様、同じ種類でもメーカーにより麺、スープともにまったく味わいが異なり、各社かなりのこだわりを持って作っていることがわかった今回の食べ比べ。タイを訪れる機会があれば、日本ではなかなか試せないレアなフレーバーにもぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
辛さ、酸味ともに引き立つタイ人好みの味
タイでインスタント麺の代名詞ともなっている「MAMA」ブランドの人気商品。スープは4社中もっとも濃い赤で、辛さだけでなく、酸味も強いのが特徴。麺はサクッとしたスナック麺に近い食感。本場らしいガツン!と濃い味が潔い。
辛さ、酸味ともに引き立つタイ人好みの味
もっちりと弾力のある上質な麺が、日本企業の矜持を感じさせてくれる一品。酸味が程よく、ピリッと辛いスープも品があり美味。
あっさりと食べやすい味
他社に比べると辛さ、酸味とも主張しておらず、さっぱりとした味わいのスープ。麺も軽い食感で、食事よりおやつ向きの味。
トムヤムプリックパオ(チリインオイル入りトムヤム味)/ WAIWAI
香ばしくコクのあるスープ
チリインオイルの香りが香ばしく、さらっとしていながらもコクのあるスープ。辛さは控えめで、麺はタイ人好みの柔らかさ。
爽やかさとコク味の妙
すがすがしいハーブの香りと辛味、そしてココナッツミルクのコクがあとを引く味わい。本場の味を忠実再現。
ご購入はこちらから魚介の旨みと辛酸っぱさが凝縮
魚介の深いコク味とハーブや香辛料による辛酸っぱさのインパクトが絶妙。現地の人も満足のおいしさ。
ご購入はこちらからハーブの香りが爽やか!バランスのいいカレー麺
カレー×ラーメンの組み合わせが日本人好みのカップ麺。辛さと甘さのバランスが良く、ハーブの香りもしっかりと感じられる一品。
タイスキをカップ麺で味わえる変わり種
シーフードの香りが特徴的なタイスキ味のカップ麺。あっさりとしたスナック感覚の味わい。
中華系スパイスの香りが広がる本格風味が魅力
タイ人が大好きな中華系タイ料理の定番、パローがカップ麺に! 八角など、中華スパイスの香りを生かした味わい深いスープが特徴。