タイ食材について
もっとタイ料理を楽しむために。代表的な食材や調味料のご紹介

調味料

ナンプラー(フィッシュソース)
小魚を塩水漬けにし、発酵させて作るタイの魚醤。塩気にうまみと甘味が加わった芳醇な香りと味を持ち、サラダや炒め物、スープや麺類などのあらゆるタイ料理に使われる。
独特のうまみはタイ料理だけではなく、イタリアンや和食にも相性抜群。

スイートチリソース
唐辛子、にんにく、砂糖、食塩、酢を原料とした甘辛いソース。日本では生春巻のタレとして有名だが、タイで鶏肉の炭火焼きや揚げ物のつけだれとして使用される。ケチャップやマヨネーズなど、他の調味料と合わせてアレンジするのもおすすめ。

ココナッツミルク
ココヤシの果肉を削り、水を加えてしぼって缶詰にしたもの。カレーをはじめスープや煮込み料理、デザートにも使われるタイ料理には欠かせない食材のひとつ。
風味の良いクリームや粉末状のパウダーもあり、用途に合わせて選ぶことができる。

カレーペースト
唐辛子と調味料、スパイスを合わせたカレー用のペーストで、ココナッツミルクと合わせれば、手軽にタイカレーを作ることができる。本場タイでは調味料の1種として使われ、炒めものなどに使用される。

チリーインオイル(ナンプリックパオ)
唐辛子、にんにく、干しえび、食塩、砂糖などを大豆油で揚げてペースト状にしたもので、辛味・甘味・酸味のバランスが取れた万能調味料。
炒めものやチャーハンの味付けや、トムヤンクンの隠し味にも最適。

タマリンドペースト
タマリンドはマメ科の植物で、熟してジャム状になった果肉をペースト状にしたもの。ペースト1:水4の割合でゆるめたタマリンド水は甘酸っぱく爽やかな風味で、タイ料理のソースやパッタイの味付けに使用する。
米・麺

ジャスミン米
ジャスミンに似た花が咲くことから名前が付けられたタイの香り米で、日本米に比べると粘り気が少なく、あっさりとした食感でタイカレーやチャーハンに向いている。
炊きあがると、コーンのようなほのかに甘く・こうばしい香りがするのが特徴。

ビーフン
タイ産ビーフンは米粉100%使用で、しっかりとした歯ごたえが特徴。細めのものは汁ビーフン、太めのものはパッタイ(タイ風焼きそば)に向いており、どちらもぬるま湯で10分程度戻してから使用する。
スパイス・ハーブ

唐辛子
タイ料理には欠かせないスパイス。種類によって辛さの度合いや香りが異なるため、タイでは料理によって使い分けている。
写真のピキヌーは世界一辛いと評され、グリーンカレーの緑はこの唐辛子のもの。

パクチー
独特の香りとさわやかな風味を持つセリ科の野菜で、「香菜」「シャンツアイ」「コリアンダー」などといった呼び方も持つ。タイでは葉のほか、根や種もカレーペーストなど様々な料理に用いられる。