茶葉を入れるオリジナルの缶はこんなにカラフル
茶葉を入れるオリジナルの缶はこんなにカラフル
タイ北部を代表する都市チェンマイは、由緒ある寺院が多く、“タイの京都”ともいわれています。
のんびりとした雰囲気が旅行者にも人気ですが、このチェンマイで有名な喫茶店、ヴィアンジュムオン・ティーハウスの支店が、バンコクにもあるんです。
お茶の缶がずらりと並んだショップのカウンター
場所はBTSプロンポン駅から徒歩10分の商業ビルの中ですが、チェンマイの本店と同じ目を引く鮮やかなピンクの外観はインパクトがありますよ。
このピンクは、オーナーさんがインド旅行で気に入ったジャイプル(通称ピンクシティ)の町の色を取り入れたものだそうです。
本当に鮮やかなピンク!
その一方で、店内はターコイズブルーと黄色の強い配色に、インドやモロッコから取り寄せたというこだわりの家具が調和していて、独特の空間を作り上げています。
いわゆるタイらしさはありませんが、都心にありながら、無国籍な雰囲気の中で多種類のお茶が味わえるのは、ここならでは。
持ち帰り用の蜂蜜も売っています
お茶の種類は59種類。紅茶のほか、緑茶、中国茶、ハーブティー、フルーツティーなどがあり、どれにしようか迷ってしまうこと必至。温かいお茶はポットでサーブされるので、ゆっくりとお茶の味わいとくつろぎの時間を楽しめます。
そして、もちろんデザートも充実しています。お店のおすすめはフルーツサラダ、ブルーベリーチーズケーキ、ルイボスティームースのセットと好きな紅茶を一緒にいただける、ボリュームたっぷりのハイティー・フォー・ツー。バターが香ばしいスコーンセットは日本人に人気だそう。
3種類のデザートが一度に楽しめるハイティー・フォー・ツーは650バーツ
スコーンセット(390バーツ)とヴィアンジュムオン・ティー
個人的には生地がもちもちのバナナ・キャラメル・クレープが意外に甘さ控えめで推しです。
紅茶はやっぱりオリジナルのブレンドティー、ヴィアンジュムオン・ティーを選びたい。
見た目よりも甘さ控えめのバナナ・キャラメル・クレープ(230バーツ)
併設のショップでは、茶葉だけでなく、ポットやカップ、茶こしなど、お茶用グッズも販売しています。パッケージもカラフルでかわいいので、プレゼントにしても喜ばれるはずです。
ティーストレイナー(茶こし)も様々な形があります
こちらのティーハウスが気に入った方、もしチェンマイに行く機会があったら、ぜひ本店にも行ってみて下さい。本店はピン川沿いにあって、バンコクとは全く違った雰囲気が楽しめると思います。
ヴィアンジュムオン(Vieng Joom On Teahouse)
住所 1F The Emporio Place, 93/332, Soi 24 Sukhumvit Rd.
電話番号 02-160-4343
営業時間 11:00-20:00 無休
ウェブサイト http://www.vjoteahouse.com
Written by
岩城東風子(いわきあゆこ)
日本で週刊誌記者、女性誌編集などを経て2006年にタイに渡る。現地の日本語新聞記者として勤務後、2011年より、フリーコピーマップのバンコク版とチェンマイ版の編集長を務める。(似顔絵はウィスット・ポンニミット画)
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