20年以上に渡り、幅広い商品ラインナップで日本の食卓にタイ料理を届けてきた「タイの台所」シリーズ。その「タイの台所」の原点を築き、タイ料理を日本に根付かせようと情熱を傾けてきたのが、日本におけるタイ料理研究のパイオニアである氏家アマラー昭子先生です。
うじけ あまらー あきこ
タイ料理研究家のパイオニア。「タイの台所」株式会社アライドコーポレーションの創業メンバーのひとり。アライドコーポレーション現社長である氏家勇祐の母。
1967年、結婚と同時に商社勤務の夫とともにタイに渡り、2年間在住。帰国後、在タイ中に魅せられたタイ料理を日本でも作 りたいという思いから、日本在住のポワン・カム・シュミッツ氏のタイ料理教室に通い、1987年よりタイ食材の本格的な輸入とタイ料理の普及活動をスタートする。その後、日本とタイを行き来しながら、宮廷料理レストラン「ブサラカム」のチーフシェフ・ブンチュー氏や、バンコクの国立大学・スワンドゥシット大学のアマラポーン教授に10年以上師事し、タイ料理への造詣を深める。
アライドコーポレーションでタイ食材の輸入販売に携わる傍ら、レストランのメニュー開発やシェフの育成も務める。また今日まで30年以上タイ料理教室を主催し、雑誌やTVなどのメディア、著書を通じてタイ料理の魅力を伝え、日本の家庭にタイ料理を広める活動に尽力している。