青果物・加工品の輸出事業
事業内容
ビジョン
生産者と消費者を
シンプルにつなげる
日本政府が農林水産物の輸出を国策に掲げてから約10年。2015年に当社が日本産青果物の輸出事業を開始した当時12.8トンだった輸出量は、2023年度は1,000トンまで伸長しました。日本の農林水産物の輸出量は確実に上昇しており、2030年の目標「5兆円」へと着実に歩みを進めています。
課題は「新しい流通」
日本の輸出品目において青果物は「秘密兵器」になりうる。そしてそのブレークスルーポイントは流通にある。私たちはそう確信しています。
日本の青果物流通は、世界から見ると実は少し特殊です。理由は中間業者の多さです。多くの業種でこうした旧態依然としたビジネス慣習からの脱却がすでに進んでいますが、青果物流通の世界はいまだに古い仕組みにしばられているのが現状です。ここを乗り越えなければ、青果物という日本の「秘密兵器」を世界で戦える形にすることはできません。生産者と消費者をシンプルにつなぐスキームへと流通を再構築すること。これこそが今、求められています。
私たちはその新しい流通によって、新たなビジネスフィールドを切り拓き、持続可能な産業に変化させていきたい。そんなビジョンのもと、この事業を精力的に進めています。
Win-Winになれるスキーム構築へ
おいしい日本の青果物を世界に輸出するだけでなく、この事業に関わるすべての人がWin-Winになれるスキームを作り上げることが私たちの目標です。そのためにも、新たな人、新たな考え、新たな方法を積極的に活用し、生産者と一丸となって新たな市場開拓に取り組んでいきます。
事業コンセプト
JAPANブランドを
もっとリーズナブルに
私たちが青果物の輸出を開始したのは2015年。海外で販売されている日本産フルーツがあまりにも高額で、一部の富裕層しか買えない現実に衝撃を受けたからです。
輸出拡大=日本の農業振興のためには、消費のボリュームゾーンである現地の中間層の手にも届く仕組み作りが大切です。
そこで私たちはいくつかの生産団体とパートナーシップを結び、これらの観点から互いに知恵を出し合ってその年ごとに出荷計画を策定し、通年安定した価格で取引を行うことで適正価格で輸出をしています。
海外輸出のポイント
POINT 1
物流費を圧縮しつつ
産地から現地販売店まで
最短のルートで商品を届ける
POINT 2
現地販売店が要望する
数量を確保する
POINT 3
消費者が買いやすい
規格(価格)で納品する
POINT 4
生産者の安定した
手取り収入を確保する
事業の特長
産地開発から販売活動まで一気通貫
適正価格を実現
輸出先での品質管理
- 着荷品質を日本にフィードバック
- 産地の商品作り等に反映
実績
8年間で約80倍に拡大
農産物加工品も好調
輸出先
取り扱い商材
果物
野菜
加工品
ゼリー・飲料・菓子などの農作物加工品の輸出販売も行っています。
輸出量
事例:熊本県産のいちご
その他の事例収穫
↓
パック詰め
集荷
↓
検疫
↓
空輸
最短ルートで輸出
福岡空港で検疫を受けてから
- タイ
- 台湾
- シンガポール
など各国へ
現地着
↓
販売
DATA