カレーからデザートまで!タイ料理に欠かせないココナッツシュガーの秘密
タイ料理の魅力であり特長は、辛さ・酸っぱさ・しょっぱさ・甘さ、そしてハーブの香りを一度に味わえるところにあります。
その中の『甘さ』において、大切なタイの調味料が『ココナッツシュガー』です。
ヤシの花茎から出る蜜を煮詰めて作るココナッツシュガーは、黒糖に似たコクのある甘みと奥深い香りが特長で、タイ料理の旨みを出す役割を担っています。
ココヤシから作るココナッツシュガーは甘味が深くカレーなどの料理だけでなく、デザートの風味付としても人気があります。
ところで日本の家庭で一般的に使われている上白糖(白砂糖)とココナッツシュガーはどのような違いがあるのでしょうか?
実はカロリーはココナッツシュガーも上白糖もほぼ同じで変わりません。
またどちらも料理に使いやすい癖のない味となりますが、ココナッツシュガーの方がコクがあります。
ココナッツシュガーの独特のコクと風味はタイ料理だけではなく和食にもマッチすると言われているんですよ。
栄養素的にはココナッツシュガーは上白糖に比べてカルシウムやカリウムなどのミネラルが多く、近年は低GI食品で血糖値が上がりにくいといわれていることから健康志向の方からも人気が高くなっています。