JRや東京メトロ北千住駅からほど近いタイ料理の名店「ライカノ」から徒歩10分弱。その姉妹店「ベンジャロン」では、ランチは同じ味の牛ガパオライスで客を呼び、夜には「ライカノ」にもないカオソーイでファンを惹きつけています。

北千住駅からバス通りを西へ1km弱。国道4号線を越えたすぐ左に、タイの希少な磁器の名前を取った「ベンジャロン」があります。
店主は常連さんから「メー(タイ語でお母さんの意)」と呼ばれたりもするカンジャナさん。来日から40年以上経つ今も「ありがとうの心」を大切に店頭の花への水やりを欠かしません。ランチはガパオライスやグリーンカレー、パッタイなど、ライカノと同じメニュー構成。ディナーも基本的には同じ内容ながら、カオソーイなど「厨房が広いから」とベンジャロンだけのメニューも提供しています。
初めての客には少しだけ辛さを控えつつ、常連には遠慮のないタイの「甘」「辛」「酸」を効かせます。初心者には刺激が強くとも、タイ料理好きにとっては辛さを控えると物足りなさにもつながってしまいます。とはいえ、すべて“激辛”にするわけではありません。ソムタムはライムと唐辛子のバランスを調整し、ヤム系の和える料理は旨味と辛味の落としどころを探り、テーブルごとに辛さのリクエストを聞きながら経験で辛さをジャッジしていきます。
最近の悩みは原価の高騰。仕入れ価格は、以前の2倍にもなりましたが、それでも仕入れは一切妥協しません。質のいいタイ野菜を生産する茨城県のサタポン農園から届く野菜もそのこだわりのひとつ。回転のいい駅近の「ライカノ」も、少しゆったりできる「ベンジャロン」も上質な素材を現地さながらの調理で、北千住に住まう人と働く人にタイ料理を伝えています。

取材店:ベンジャロン
東京都足立区千住中居町18-11 谷古宇ビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1324/A132402/13287305/

