異国情緒溢れる店内の装飾や雑貨、感性を刺激する盛り付けに香り高く美味しい料理と、五感でタイの文化を感じられる有名店『ジャスミンタイ』。
代表取締役の高木さんに「多店舗経営の課題」をお伺いしました。
2004年に六本木に1号店をオープンしたジャスミンタイ。
最初の3年間は苦しい経営が続きましたが、2号店の四ツ谷をオープンした後の2009年にターニングポイントが訪れます。
タイ国商務省から認定レストランとして評価され、当時のアビシットタイ王国首相から認定書を授与されたのです。これがきっかけで認知度と信頼度が急速に向上し、お客様も増加。それ以降、店舗数を急速に拡大し現在では10店舗を展開しています。
そんな敏腕社長の高木さんに多店舗経営に取り組む上で立ちはだかった課題についてお話いただきました。
1つ目の課題は「各店舗で共通のレシピを適切に実施すること」でした。店舗ことに徐々に違いが生じてしまったため、高木さんはオリジナルのソース5種類をすべてセントラルキッチンで調合し、各店舗へ配送する仕組みをつくり、味を統一しました。
2つ目の課題は「人員不足」でした。ジャスミンタイは本場の味と雰囲気を楽しめるお店にするため、厨房とホールのスタッフともにタイ人を採用していますが、有名店であるため他店から引き抜かれることが多かったのです。多くのスタッフを採用すべく今年は大使館に特定技能外国人の受け入れを
申請、約12名の採用を予定しています。
勢いが続くジャスミンタイは2023年に11号店を田町にオープン予定。
情熱と努力がもたらすジャスミンタイの更なる発展と成功を願ってやみません。
取材店:ジャスミンタイ六本木店
東京都港区六本木5丁目18−21-2階
https://www.jasmine-thai.co.jp/