古き良き東京の香りが残る町、神楽坂。そんな懐かしさ漂う町に2024年の終わり、「神楽坂タイレストラン」がオープンしました。
「現地で本当に食べられているタイ料理を紹介したい」という女性店主が現地のタイ料理の雰囲気まで再現しています。
2024年末、神楽坂にオープンした「神楽坂タイレストラン」は、平日のランチ、ディナーのほか、週末は通し営業という意欲的な営業スタイル。電源つきの1階のカウンター席とゆったりとした2階のテーブル席は、ランチタイムには近隣勤めの会社員や地元住民で、ディナーや週末にはカップルや友人グループでも賑わっています。店を切り盛りするのは、もう15年以上日本に住む坂本シリトーンさんとそのお母さんを含めたタイ出身のスタッフ。シェフは2名体制で、ひとりはパンコク近郊のサムットソンクラーム県出身。もうひとりはタイ東北地方のイサーン出身で、シリトーンさんのお母さんの味も含めて「現地スタイルながら、日本であまり見かけない」仕立てで提供されるのだとか。
看板メニューは「自分で作る!ソムタム」。ソムタム用の木のすり鉢、クロックソムタムでにんにく、いんげん、トマトの順につぶしたところにレモンを絞り、パパイヤのせん切りに調味料を加えて和えていきます。この一連の工程を客自身が行うというスタイルが人気の源。その他、海老と塩だけで練り上げたつなぎ不使用のトートマンクン(海老のすり身揚げ)や現地のようなナスの食感を出すために工夫を凝らしたグリーンカレーの他、サワガニの香り豊かなソムタムプーパラーのようなマニアが歓喜する他では食べられない料理も人気の秘訣のようです。
取材店:神楽坂タイレストラン
東京都新宿区神楽坂6-24
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13304047/