ホーム >  事業案内 >  メディア事業 >  レストラン業界新聞 >  vol.28『コピーピー NIKARYO 溝の口店』

メディア事業

レストラン業界新聞

Webで注目記事
配信中
アジアンレストラン&ショップ応援情報誌”スースー”

スースー Vol.30(2025/11/15発行)掲載

人気レストランの「ウラ話」

vol.28『コピーピー NIKARYO 溝の口店』

vol.28『コピーピー NIKARYO 溝の口店』

東急田園都市線・大井町線・南武線の3路線が交わる交通の要所、溝の口。ここで23年間にわたり南部プーケットの本場の味を届けてきた「コピーピー」は、地元の人々に親しまれ、今も愛され続けています。

プーケット出身のご主人が鍋を振り、地元出身の奥様が楽しげにお客と語らう。「コピーピー」は23年前、まだタイ料理がいまほど日常に溶け込む前、大衆的な飲食店が軒を連ねる溝の口駅西口商店街にオープンしました。
「当時、タイ料理はいまほど知られていなかったので、メニュー名も『プーケット式サラダご飯』など日本語に訳しました。タイ野菜やハーブなどは種類も流通量も少なかったので、いくつかのハーブやスパイスは少しアレンジをしています」「日本人向けに辛さは抑えています」と奥様がおっしゃるようにやや辛さ控えめ。もちろんタイ料理で大切な、香り、甘味、酸味といった味の骨格を作る要素は守りつつ、辛さを日本人向けに調整しているのです。なるべく市販のペーストを使わず、タイの調味料を使って厨房で味を作る。そんな工夫を続けて溝の口に根ざしてきました。

地域で長く続けるコツは「一にも二にも信頼関係」なのだそう。「ありがたいことに長期で働いてくださるスタッフが多いんです。お客様との信頼関係はもちろん、従業員同士の信頼関係も強いですね。コロナ禍に全員が罹患したときには、回復した人から順繰りに自転車で食べ物を届け合いました」人手不足が悩ましい昨今でも、信頼できるスタッフがいるだけで、店はスムーズに回るもの。従業員募集も、人づてや求人情報サイトなどの力も借りながらタイ料理好きの心をしっかりつかんでいます。

取材店:コピーピー NIKARYO溝の口店(Koh Phi Phi)
神奈川県川崎市高津区溝口2-13-28 ファイブ溝ノ口ビル

https://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140505/14093235/

一覧に戻る