大阪の日本橋で1992年に創業した老舗タイ料理レストラン『クンテープ』。
現在は大阪の道頓堀、ルクア大阪、東京の虎ノ門ヒルズと3店舗を展開。
創業者である川北社長に大切にしている「創業理念」についてお伺いしました。
1992年の創業依頼、私が世界で一番好きな「美味しいタイ料理」と、「素晴らしいタイの文化」を日本でもっと広めたいという思いで事業を継続していますと語る川北社長。
そのためタイ料理が初めての方からタイ料理好きの方まで、幅広い層に愛されるお店作りを心がけているそうです。
タイ料理の酸っぱい・辛い・甘い・しょっぱいが生み出す特長的な味は日本人にも馴染みやすい味、との考えがメニュー開発の土台にあります。
その土台の上に、目で見て美味しそうと感じてもらう、鼻でいい香りと感じてもらう、食べて美味しいと感じてもらうという要素を組み立てているそう。
そして店舗展開の際にはその立地やお客様層に応じてメニューのアレンジを行っています。
例えば道頓堀では東南アジア諸国のお客様が多いのに対し、虎ノ門は都会的な日本人女性客が多い。そのため道頓堀はトラッドに忠実に、虎ノ門はタイ料理の基本からは外さないが食材やソースをアレンジしメニューに新しい風を吹き込む。全店舗共通するのは行き届いたサービス。
自分が一番好きなものを日本中に広める、その創業理念への使命感と幸福感が取材を通して伝わってきました。
クンテープがタイ料理を広めるために次は何を仕掛けるのか、期待感に胸が踊ります。
取材店:クンテープ虎ノ門ヒルズ店
東京都港区虎ノ門1丁目23−3 虎ノ門ヒルズ森タワー 3F
https://www.toranomonhills.com/gourmet_shops/0020.html