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アジアンレストラン&ショップ応援情報誌”スースー”

スースー Vol.23(2025/4/15発行)掲載

人気レストランの「ウラ話」

vol.21『タイダイニング プラーローマー』

vol.21『タイダイニング プラーローマー』
イタリア料理店からの大胆な転身「タイダイニング プラーローマー」の挑戦
7年前、イタリア料理店だったレストランはシェフの退職に伴い、業態転換を余儀なくされました。しかしわずか20日間のリニューアル期間を経てタイ料理店として再スタートを切り、以来、現在までタイ料理とワインのマリアージュが楽しめる稀有な店として人気となっています。
      
本場のタイ料理の味をベースに世界のワインとのマリアージュまで楽しめるタイダイニング&バー「プラーローマー」(渋谷区桜丘町)。しかしこの店は7年前まで「デルフィーニ」というイタリアンレストランでした。
業態転換の1年前、シェフの退職を聞かされたオーナーの篁基樹(たかむら・もとき)さんが「イタリア料理の優秀なシェフはなかなかいない」と人探しに悩んでいたとき、知人から「タイ人のシェフなら心たりがある」とイサーン出身のシェフを紹介してもらえることに。時は近隣に競合となるイタリア料理店が複数あり「閉めるくらいなら、ダメ元で」とイサーン出身のタイ人シェフとともに内装やメニューを含め、20日間ですべてをリニューアル。タイ料理店へと業態転換をしたのでした。さらにシェフから
サービスの要となるエミさんを紹介してもらい、店は盤石の体制に。
華僑のルーツを持つエミさんはタイ・バンコクでも美食の町として知られるヤワラー地区(Yaowarat Rd)の出身。自身も美食に囲まれて育ち、日本でも数軒のタイ料理店の支配人を務めてきた彼女が加わったことで、日本では珍しい「ヌア・トゥン(タイ風ビーフシチュー)」など現地の料理に芯が通ります。
さらにオーナー篁さんのワインの知識やネットワーク、他国の料理の引き出しなどが加わり、タイ料理とワインのマリアージュが楽しめる唯一無二の店として人気店に。食材を始めとする原料高の
今も素材を厳選し、味わいのチェックを欠かさない店はバータイムとなる深夜まで賑わいを見せています。
取材店:タイダイニング プラーローマー
東京都渋谷区桜丘町30-15-101
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13219402/
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