2023年1月から宮城県庁とタッグを組んだ宮城県産のいちごの輸出がスタート。2023年度は輸出先を4か国へと拡大し、総輸出量は46,720パックを計画しています。直近の5月の実績は計画の166.7%の16,000パックとなっており、大変好評なスタートとなりました。
また4月には更なる輸出量の拡大と生産者の意欲向上を図るため、現在の主要輸出先であるタイにおいて、生産者および宮城県産地事務局、宮城県庁職員によるいちごの流通・販売状況の視察を実施しました。
- 宮城県産いちごの今年度輸出計画と実績
株式会社アライドコーポレーションと宮城県庁がタッグを組んで今年1月から開始した宮城県産いちごの海外輸出。1月~3月は輸出先がタイの1か国のみとなっていましたが、今年度4月からはタイの他にシンガポール、香港、マレーシアを加えた計4か国への出荷を開始しました。マレーシアは計画段階では輸出先として確定していなかったものの5月から輸出が実現。輸出国の拡大もあり、今期の輸出計画は年間46,720パックに対して5月の段階ですでに41.4%を達成。5月の出荷実績は計画9,600パックに対して16,000パックと計画比166.7%となり、大変好調なスタートを切ることができました。
- 主要な輸出国であるタイへの視察に生産者、宮城県産地事務局、宮城県庁職員が参加
今月5月には宮城県の生産者、宮城県産地事務局、宮城県庁職員と主要輸出国であるタイへの視察を実施しました。参加者からは「自分たちが生産したいちごがどのように輸出され、店頭でどのように販売され、どんな評価を受けているのかを学ぶことができとても勉強になった」「日本と同じ品質で海外の店頭で販売されていることに感動した」「空港からセンター店舗までの流通管理と日本以上にしっかりした品質チェックが素晴らしい」など視察に行かなければ体感できない有意義な機会となったとの感想が寄せられました。
- 産地リレーでつなぐ日本産いちごの輸出体制と今後の展望
株式会社アライドコーポレーションは日本の農業が振興することを目標に、青果物の永続的な輸出に取り組んでいます。青果物の中でも人気・売上ともに高いいちごは、日本全国で一丸となって長い期間に渡り安定した輸出ができる仕組みづくりが重要課題ととらえ、九州から東北まで産地を巡り生産者との交流を重ね、日本産いちごの産地リレーを実現しました。今後は北海道の生産者まで足を運び、産地リレーを九州から北海道まで拡大することを目指します。
また弊社はこの宮城県産いちごの販促動画をはじめとする海外販売店へ集客するための動画制作について、今期100本の制作を目標としチャレンジを続けていきます。